Kitakama Piano日記

北鎌倉ピアノ教室のブログです。ピアノ教室や北鎌倉での生活をつづっています♪

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『バイエルの謎 ~日本文化になったピアノ教則本~』 安田 寛著

『バイエルの謎 ~日本文化になったピアノ教則本~』 安田 寛著を読みました。
私は自分もバイエルでピアノを習っていませんし、一度もバイエルを使って生徒さんに
教えたことはありません。
ただ、バイエル好きの先生というのはたくさんいらっしゃいますね

バイエル
≪バイエルの謎~日本文化になったピアノ教則本≫

『バイエル』と言えば、ピアノを習ったことがない方でも、その教則本の存在を
知っている程、日本ではメジャーな教則本で、未だに幼稚園教諭の実技試験で、
バイエルを課題曲としてあげているところもあります。

ただ、このバイエル、教則本は有名でも、バイエルさん自身はどんな人生を歩ん
だのか全く明らかになっていないのです。

この本は著者が数少ないバイエルの資料からその人生をなんとか解明しようとした
記録です。今までは、バイエルのお墓も見つかっていないし、出生がどこで、何年かも
明らかになっていなかったので、バイエル不在説(バイエルという名を使ってさまざま
な作曲家が作曲した曲をよせ集めた)やバイエルはチェルニーだったという衝撃説
まで、さまざまな説があったようです。

実際にはバイエルは確かに存在しており、1806年7月25日ドイツ・クヴェアフルトに
生まれます。
両親によって聖職者になるように定められたバイエルは、12歳の時にライプツィヒに
送られトーマス学校に入学。鍵盤楽器の手解きは母から受けていたそうで、トーマス
学校でも、教会でオルガンを演奏したり、市内の冠婚葬祭でも演奏していたそうです。

16歳の時、父親が亡くなり、神学の勉強義務から解放されたと思ったバイエルは母の
許しを得て音楽の勉強を始めたそうです。

その他、バイエル教則本のトリビア満載の1冊でした
ただ、読むのにとても時間がかかりました。頭に文字が入りにくい本てありますよね。。
その間に2冊別の本を読みました。
(一度に並行して本を読むのは気分転換になり、結構やります。)
2冊とも音楽関係の本なので、また別の機会にご紹介したいと思います。

『バイエルの謎』教室に置いてあるので、ご興味のある方は是非読んで下さい。
バイエルが身近に感じるとともに、日本の音楽教育の歴史、なぜ『バイエル』
だったのか…、バイエルが日本に持ち込まれるまでの歴史…等々が詳細に
書かれています。

一番おもしろかったのは、『バイエル教則本』自体のからくりです。
読むと、「へ~!、へ~!!、へ~!!!」の連続です
この事実を知って、改めてバイエルを弾いてみました。
感動しました 「そうなんだ~。」 改めて「へ~!!!」

奥深いです


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