Kitakama Piano日記

北鎌倉ピアノ教室のブログです。ピアノ教室や北鎌倉での生活をつづっています♪

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『外発的動機づけ』と『内発的動機づけ』 Ⅲ

前回から動機づけには『外発的動機づけ』と『内発的動機づけ』の二種類について
お話させて頂きました。本日はその続きの続きのお話…。
どうしたら『外発的動機づけ』だけでなく、『内発的動機づけ』によって行動できる
ようになるのか??  についてお話させて頂きます。

前回のブログで『内発的動機づけ』を支える環境は、子供を肯定し、暖かく包み込む
子供にとって絶対に裏切らない場所の提供
であり、これが不確かだと、他者ばかり
か自己をも信頼できないがために、新しい世界に関わりたいという人間として当然の
欲求そのものが持てなくなってしまう、というお話をしました。

『内発的動機づけ』によって行動できるようになる、というのはまさにこの延長線上に
あり、子供を肯定し認める、言っていることを理解しようとするところから始まります。

ピアノのレッスンで言うと、最初にどの生徒さんも1週間の宿題を弾いてもらいます。
その時に、最初から完璧に弾くことはなかなか出来ないので、聴いている私としては、
直す箇所がポロポロと出てきます。

その時に、いきなり、「ここはもっとこういう風に弾きなさい。」や「ここは違う。」というのは
よっぽどのことがない限りは言わないようにしています。

「音の間違えもないし、ここまではとっても良く弾けてたね。でも、ここはちょっと音が大き
すぎてたね。じゃあ、どういう風に弾けばいいのかな?」
「そうだよね。スラーの終わり、フレーズの終わりだから優しく納めて弾くんだよね。」
等々のまず最初に良かった点をあげる。その次に直すところを伝える方法です。

営業マンの方は良く知っている『Yes・But法』とも言えるのでしょうか?

自信がなく弾いている子ほど、些細なことでもやったことを認める。
『指が前よりもとても動くようになったね。』
『手と指の形がとってもきれいになっているね。1週間で直してきたんだね。』
『ここまで上手に弾けているのに、ここでつまずいてしまうのはもったいないね。』
等々の言葉かけをしていきます。
その次に直すべき本題に入るのです。そうすると、皆素直に聞いてくれますし、いいとこ
ろがあるんだから、この曲は合格して帰りたいと思うようになっていきます。

子供にはもともと何かを上手に出来るようになりたい、褒められたいという欲求が備わ
っています。1曲の中の小さなことの肯定とその積み重ねで、自分から、『ここは自分
は出来ているんだから、ここも出来るようになりたい。』等の気持ちが芽生えてきます。
この繰り返し繰り返しが『内発的動機づけ』を生むのです。

だんだん、年齢が上がっていくと、これまた違う対応が必要になってきますし、ただ褒め
るだけでは満足してくれなくなります。逆に、幼稚園児や小学校低学年児のように、
『褒めるところを見つけて褒めている』状態だと言葉に信頼感や重みがなくなってくるよう
に思います。

やはり、『言って欲しいことを、言って欲しいタイミングで言わないといけない。』
ように思います。
これはなかなか難しいですね。

私もまだまだ修行の身です。一生勉強ですね



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